易占いのやり方:コイン3枚から変爻の読み方まで

宙を舞う三枚のコイン、書きかけの易経の卦、筮竹の束を描いた手描きペン&インク調イラスト

易占いは、コイン3枚を6回投げ、出た爻を下から上へ記録して卦を作ります。6か9が出た爻は「変爻」です。ここでは基本の手順を確認します。自分の悩みを読み解くときは、問いの背景や変爻も合わせて考えます。

自分の悩みなら、どう読み解く?

同じ卦でも、仕事の相談と人間関係の相談では、確かめたいことが違います。易経AIで卦を立て、いまの状況を伝えると、AIと対話しながら読み解けます。

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問いを立てる

まず、いま迷っていることを一つに絞ります。「うまくいく?」だけでなく、「明日の話し合いに、どんな姿勢で臨むか」のように状況と問いを具体的にします。Yes/Noだけで結論を求めず、出た卦を考える手がかりとして読みます。

方法を選ぶ:硬貨/筮竹/アプリ

自分の手で卦を作るなら、コイン3枚で始められます。易経AIでは筮竹法のアルゴリズムで卦を立て、相談内容に沿う解釈をAIと対話できます。手順を体験したいか、自分の問いを読み解きたいかで選べます。

三枚硬貨法の手順

同じ硬貨が三枚必要。中央に四角い穴のある中国式の銅銭が伝統的だが、ふつうの硬貨三枚で十分。事前にどちらの面を「陽(3点)」、どちらを「陰(2点)」と決めておく。慣例では(中国銭なら文字のある側)=陽=3。

手順1

三枚を投げ、値の合計を出す

合計は4通り:

合計内訳種別
6裏×3(2+2+2)陰、変爻記号「×」老陰(陰→陽に変じる)
7裏×2 表×1(2+2+3)陽(不変)少陽
8表×2 裏×1(3+3+2)陰(不変)少陰
9表×3(3+3+3)陽、変爻記号「○」老陽(陽→陰に変じる)

手順2

これを六回繰り返し、下から上へ記録する

ここが要:最初の投擲が卦の最下爻最後の投擲が最上爻になる。卦は地から積み上げる。

手順3

六爻からなる卦が完成。変爻があれば印を

下から1, 2, 3, 4, 5, 6 のどの位置に 6 または 9 が出たかを記録。それが変爻である。

筮竹法(簡略)

筮竹法では、筮竹を分けて数える操作を重ねて爻を作ります。三枚硬貨法とは手順や確率分布が異なります。易経AIはこの計算をアプリで行うため、筮竹の操作を覚える前に、自分の問いで始められます。

卦を特定する

六爻が出揃ったら(変爻は変わる前の状態——6なら陰、9なら陽——として扱い、卦の特定を行う)、巻末の標準的な索引表で卦を引く。

表は下三爻(下卦)と上三爻(上卦)の組み合わせで引く。左列で下卦、上行で上卦を探し、交差するセルに1〜64の番号がある。易経AIの64卦リファレンスを使えば、表を引く手順を省ける。

卦辞と象を読む

各卦には簡潔な卦辞(一、二文でその卦の基本状況を述べる)と(自然界での現れと、君子の処し方の格言)がある。短く、凝縮されている——注釈を読む前に、まず二度ゆっくり読む。

例えば第1卦(乾)の卦辞は——「乾、元亨利貞」(大いに通り、貞しきによろし)。象は——「天行健、君子以自彊不息」(天の運行は健やか、君子もって自ら強めて息まず)

ヴィルヘルム=ベインズ訳はこれに儒学伝統(十翼)に基づくより長い注釈を付している。それは後で——卦辞と象を直接吸収した後で読む。

変爻を読む

変爻があれば、本卦のうち対応する爻の爻辞を読む。各卦には下から上へ六本の爻辞が付されている。

爻辞は卦辞より具体的だ——卦のプロセスのある特定の段階で、状況がどう現れるかを描く。第二位に6が出たら、その卦の第二爻の爻辞を読む。第五位に9が出たら、第五爻の爻辞を読む。

変爻が複数ある場合は、下から上へ順に読む。伝統によっては、多数の変爻があるときは最上の変爻だけが決定的とする派もある。ヴィルヘルム=ベインズ流は、全ての変爻を読み、読み手が統合する。

之卦を読む

本卦の変爻を「反転」させる——変陰(6)は不変の陽へ、変陽(9)は不変の陰へ——と、第二の卦が出来る。これが之卦(しか)。状況の向かっていく先を示す。

之卦の卦辞だけを読む(爻辞は読まない——爻辞は、その卦自身を立てたときに、その爻が変爻だった場合にだけ適用される)。本卦と之卦の組——いま在る状況と、それが展開していく方向——を合わせて読む。

一般的な意味から、自分の状況へ

ここまでで、卦を作り、読む箇所を確認する基本は分かります。ただ、同じ言葉を「いまの仕事」「相手との関係」にどう結びつけるかは、問いの背景によって変わります。日付・問い・出た卦を記録し、自分が何を迷っているのかと照らし合わせてみてください。

次は、いま気になっている一問で

易経AIで卦を立て、相談内容を伝えてみてください。一般的な意味だけでなく、自分の状況に沿う読み解きを確認し、気になる点を続けて質問できます。

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